花を飾ってみていて
お花のある生活
最近部屋に花を飾っている。
きっかけは素敵な花瓶をいただいたこと。
家の隣にたまたま花屋さんがあったので、それもあって4月から始めた。
毎朝水を変えて、色素を保つための薬を入れて、眺める。
それだけでそういうことのできる自分に自信がつく。
花があるって素敵だなと、日々感じている。
家の隣の花屋さん
4月から始めて2回買いに行った。
1度目は普通に購入して、2回目に行ったときに、
花屋さんと少し話をしたくなり、こう言ってみた。
「この前のオレンジのガーベラ、とっても綺麗でした!」
「今回も1輪ほしいんですが、良い花言葉の花ありますか?」
すると花屋さんはこういった。
「そうね、私は花言葉はあまり気にしないでいるんです。なぜなら、こんなに綺麗な黄色いバラに『嫉妬』という花言葉があるだけで悪いイメージを持つなんて悲しいと思うから。」
「例えば食べ物も、今日はショートケーキの気分だけど、明日はお大福の気分、ってことあるでしょう?そんな風にお花も、『今日はこの子が輝いて見える』ってことがあるんです。」
「だからぜひあなたが選んだ運命の子を大切に育ててあげてほしいです。」
花も人も同じ
お花屋さんの言葉にここ最近で1番くらいの感銘を受けた。
確かに、誰かが決めたことで自分がきれいだと思ったものを遠ざけるなんてもったいないなと。
私のモットーとして、
人と関わるとき自分の見たもの、聞いたもの、その人と実際にかかわって感じたこと以外の情報で偏見を持たない、というものがある。
それと全く同じだな、と。
何も聞かずに一番最初に気になった紫のガーベラを購入させてもらった。
そしてこんな気持ちで”花屋”という仕事をしているあの方は、
仕事に誇りを持っていて、
お花たちとともに素敵な感性を育てているんだなと、
その一部を見られてとっても有意義な時間になった、という話。
「次は花瓶をもってきます!」